1. 切削依頼時に受け取った3Dモデルの修正･･･寸法が違う、組立時に部品接合部の不整合がある、長時間の加工を要する箇所がある、などを修正するプリプロセス
2. 図面から3Dモデルを起こす･･･切削依頼が図面ベースの場合に3D化する

　入隅のピン角などもともと加工が困難なディテールを加工が容易なものに変更します。機械加工を前提としてディテールを詰めた3Dモデルであれば必要はありませんが、たいていは加工のことは考えられていないので、多少の設計見直しは必要になります
　また、機械加工といっても、用いる刃物の種類により効率が全く違います。ディテールをほんの少し、デザインに悪影響を及ぼさない範囲で変更するだけで、丸ノコなどの高効率な刃物を使用できることもあります。大幅な時間短縮（1/10～1/100）となり、全体のコストを圧縮できる可能性があります

　電子メールにて問いあわせください。
　工学研究院教授 平沢岳人 hirasawa#faculty.chiba-u.jp （注：#を@に変えてください）